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2008年10月26日日曜日

書評:『手紙』 東野 圭吾

『手紙』を読了。強盗殺人犯の家族、すなわち加害者の家族にスポットを当てた話です。実際に犯罪を犯した当人は、当然刑務所に入るわけで、それ以降その犯罪者家族が世間からどのような仕打ちを受けているのかなど、知る術がないわけです。犯罪者家族とういだけで、友人関係、恋愛、就職、結婚、子供の将来などにおいて、すべてに差別と迫害を受けてしまうのです。そういった事を含めて、犯罪者が犯した罪であり、償わなければいけないものなのだということです。うーん、深いですね、重いです。ちょっと、わたしには内容がヘビーだったので、次はお気楽系の本でも読もうかな。