iTunes Store(Japan)

2008年12月31日水曜日

書評:『螺鈿迷宮』(下巻) 海堂 尊

今年最後の本は、螺鈿迷宮(下巻)になりました。さきほど読み終わりましたが、予想通り下巻は面白かったですね。当然と言えば、当然なのですが。物語は怒涛の展開を見せます。終末期医療に対する国や病院側の内情を抉りながら、物語として面白さもきちんと織り込まれていて、この海堂 尊もなかなか好きな作家になりそうです。『ナイチンゲールの沈黙』でちょっと評価下がったけど、やっぱり面白いわ!